800gになってくれて涙した。極小チワワちゃんを育てて【セレプの横顔-vol.1】

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緊張の日々を経て、とても強い女の子に

それでも、頑張って食べ、生きようとするチロちゃんの姿に励まされて毎日を過ごすうちに、6ヶ月をすぎる頃にはなんとか400gを超えるようになりました。
知人のブリーダーさんによれば、400gは、生命が続くことを心配する時期を超えて、体が育っていくことを期待できるようになるラインだそうです。やっと肩の荷が少し降りた気がして、次は800gを目指して、チロちゃんとともに頑張って、食事を続けていきました。

チロちゃんが小さな体で一生懸命食べようとする姿にいつも支えられました(イメージ写真)

チワワちゃんの生後4ヶ月の平均体重は1kgだそうで、この頃に、予防接種も終え、お散歩に出るようになります(出典2)。
しかし、平均体重の半分よりも軽かったその頃のチロちゃんは、予防接種を受けていたものの、まだ外に出ることはできませんでした。

初めてお外を力強く歩いてくれたときは本当に嬉しかった(イメージ写真)

1歳を迎え、体重は念願の800gに。初めてのお散歩に出たチロちゃんは、長い間おうちで過ごしてきたにもかかわらず、初めて目にする外の世界にも全く物おじをしない、とても芯の強い女の子に育ってくれていました。

1.5kgになり、明るい女の子に育ってくれた今

1歳を過ぎて、また少しずつ体重が増え、1kgを超えるようになりました。次第に、被毛も生え揃い、1.5kgまで育ってくれました。
今では、すっかり大人になり、7歳を迎えたチロちゃん。

いつもありがとう。元気に長生きしようね(イメージ写真)

チロちゃんがおうちに来て、小さくてかわいいチワワちゃんが健康に生きていくということは、当たり前ではないということを知りました。
“こんなに小さなこの子を、自分は無事に育ててあげられるだろうか。”
不安に押しつぶされそうな心をいつも支えてくれたのは、小さな体で一生懸命食べて、動き、育とうとする、チロちゃんの生命力に溢れる姿でした。

低体重で生まれて、生きることは本人にとっても、並大抵の努力ではなかったと思います。そんな苦難を乗り越えて、明るい女の子に育ってくれたことに感謝して、また次の季節も一緒に迎えていきたいと願う日々です。

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