私の周りのチワワ達で、台風前後に体調を崩してしまう子が何頭もいます。皆さんのチワワはいかがでしょうか。
健康な人にとっても、台風による雨風や気圧が低くなることに敏感になるものです。犬にとってこの低気圧と健康とはどのような関係性があるのでしょうか？今回は、低気圧とチワワの不調の関係性について調べて記事にしてみました。
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チワワにも低気圧症ってあるの？
チワワのそばには飼い主さんや家族がいますよね？そこで低気圧になると何となく家の中に不穏な雰囲気が漂い始めます。チワワは、非常に頭が犬種のため、これを察知するチワワにとっては「何か嫌なことが起きるのでは？」とそわそわし始めます。
チワワ自身にも、低気圧に影響されるタイプの子は大勢います。台風が近づいた途端に、食欲が低下する子や、なんとなく落ち着きがなくなる子はとても敏感なタイプだと言えます。
チワワは頭痛やめまいを直接的に訴えることはありません。それでも、自分の気持ちの中で、「なんとなく元気がなくなる」という現象が起きているのです。表情をよく見てあげてるとよく分かります。
どことなく曇っていませんか？心配そうに表情が暗くなっていませんか？いつもより甘えん坊になっている場合には、どうかスキンシップをいつもより多く図ってみてください。
そうすることで言葉にならない不安が和らぐことも多いのです。やはり、低気圧の時には心が穏やかでなくなるのは、どうしようもないのです。人と犬の感情の揺れというのは、どことなく似ているものです。
低気圧の時に見せるチワワの様子とは？
・食欲がいつもよりなくなる
・よく吠える
・遊びに誘っても乗ってこない
このような状態になっているときには、体調を崩す前兆だと考えてください。なんとなくいつもより元気がないという場合には、気圧のせいでは？と考えるとその不調の原因がはっきりとわかってきます。
チワワの様子を徐々に理解ができるようになると、低気圧=調子が悪くなると気持ちの整理ができるようにもなります。これはチワワと飼い主さんとの信頼関係がより一層高まってきたという証拠でもあります。
チワワにも調子が上がらない日もある
これは気圧が低くなることで体内の血流が一時的に悪くなることが一番の原因と言われています。内臓の動きもそれによって停滞するのです。そのために食欲不振になる場合や、下痢嘔吐が続いてしまうのです。
簡単に言い換えると体のバランスが狂ってしまうときには、無駄な抵抗はせずにそれ以上、体調が悪くならないように見守る他ないのです。この原因を追究するためにレントゲンや血液検査をしても画像や数字では計り知れないものが存在しているのです。
耳の奥にある内耳のセンサーが働く
チワワの耳の奥には内耳というものがあります。すべての犬に同じように存在するのですが、特に、敏感なチワワの場合には気圧が低くなった時点でそれを察知してしまうのです。
結果的に副交感神経の方が優位になってしまうことで、それがストレスに直結するのです。自律神経が大きく乱れることで、普段よりも抑圧されたような気分に陥り動くのも億劫になるほどです。
こんな時には無理に外出を試みることは控えて優しくマッサージを行うなど、とにかくリラックスできることを考えてあげてください。普段からマッサージをしてあげる習慣をつけておくと、こんな場面でとても役に立ちます。
低気圧を上手に乗りきるためにできること
まずは飼い主さんの方が落ち着いて、チワワの変化を受け入れてあげることが肝心です。どうしようどうしよう・・・と慌ててしまうと、チワワの不安を逆なですることになります。
動物病院にホリスティックケアを専門に行える獣医師がいれば相談をしてみましょう。そしてマッサージを受ける施設に体験に出かけるなど、次に起きた時に対処できるように工夫をしてみてください。
例えば、チワワの中には鍼灸治療を受けさせて低気圧対策を行っている人もいるほどです。ドッグマッサージも、免疫力を高めます。こうして自分のチワワに一番合うものを探せることも、オーナーの才覚です。
低気圧の度に、具合が悪くなるのもつらいのですし、ドンと構えられるようにまずは、飼い主さんの方が強くなれと良いですね！
