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チワワは神の使い?豊富な毛色や性格を徹底解説!

大きな瞳に真ん丸の頭、怖がりで甘えん坊…と魅力たっぷりのチワワ。
世界最小の犬でありながら、その存在感は抜群。そんなチワワの可愛さのトリコになっている飼い主さんも多いはず!

毛の長さや毛色も豊富で、街中でいろんな種類のチワワを見かけたことxがあると思います。
今回はチワワの毛色や性格を紹介するとともに、“神の使い”と呼ばれている秘密にも迫っていきたいと思います♪

チワワの歴史

1850年、今から200年近く前にメキシコのチワワ州で発見された犬が現在のチワワにあたります。メキシコからアメリカに渡ったチワワは品種改良が進められ、1904年にAKC(アメリカンケネルクラブ)に登録されました。

日本では1970年代頃から家庭で飼われるようになりましたが、その人気に火をつけたのは2002年からテレビCMに出演していた、チワワのくぅ~ちゃんでしょう。うるうるした瞳で見つめられたら、強面のおじさんだってきゅんとしちゃいますよね。

JKC(ジャパンケネルクラブ)による犬の登録数ランキングでは2001年以降ずっと2位をキープしています。時代が変わっても安定した人気がある犬種です!

 

チワワは神の使いだった?

実は、チワワの祖先とされている犬には逸話が残されているんです。

メキシコのチワワ州で発見されるより更に300~400年ほどさかのぼった時代に、チワワの祖先なのではないかと言われているテチチという犬がいました。チワワより少し大きく引き締まった体形の犬で、当時の民族のペットとして飼われていたそうです。

しかしこのテチチには、ペット以外の役割もありました。亡くなった人の魂を悪霊から守り天国まで導く存在として、亡くなった人とともに埋葬されていたんだとか…。

今の時代で考えると残酷に思えてしまいますが、当時の人々からは“神の使い”として大切に扱われていたのでしょうね。

参照:Australian DOG lover

 

チワワの性格

小さな体で小刻みに震えているイメージがあるチワワですが、実は飼い主さんを守るために勇敢で強気な一面もあるんです。警戒心が強いため、知らない人には吠えたり怒ったりすることもありますが、大好きな飼い主さんを守りたい一心なのでしょう。

どの犬種にも言えますが、オスのチワワはやんちゃで勇敢、メスは大人しい傾向があります。

華奢な見た目に反して勝ち気な部分があり「飼うのが難しそう…」と思うかもしれません。しかし、子犬のうちから社会化をしっかり行ない、ストレスが掛からないように日々の工夫をしてあげれば、フレンドリーでおりこうさんなチワワに育つはずですよ♪

 

チワワの種類

チワワには毛の長いロングコートチワワと、毛の短いスムースコートチワワがいます。どのような違いがあるのか見ていきましょう。

 ロングコートチワワ
柔らかく長い毛のロングコートチワワ。
身体や顔回り、胸に長い毛が生えていて、抜けやすいため自宅でも小まめにブラッシングをしてあげるのがおすすめです。
また、耳の横・前腕の飾り毛やボリュームのあるしっぽの毛が特徴的で、サマーカットをしても耳の毛だけは残したり、しっぽを丸く切ったりとカットも楽しめます。

スムースコートチワワ
短く、まっすぐで硬い毛のスムースコートチワワ。
耳や腕の飾り毛が無く、しっぽの毛も身体と同じ長さです。
スムースコートチワワも抜け毛が多いので、短毛種用のブラシやラバーブラシを使ってブラッシングしてあげましょう。
毛がすっきりしている分、丸い頭の形や目の大きさが際立ち、やや子犬のような印象を与えるのも魅力です。

 

チワワの毛色

豊富な毛色がチワワの魅力のひとつ。異なるカラーのチワワを多頭飼いしている飼い主さんもよく見かけますよね。毛色にこだわりを持っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

チワワの毛色の種類は大きく分けると3つのタイプに分けられます。

・単色
・2色
・トライカラー(3色)

単色
・ホワイト
・クリーム
・フォーン

2色
・ブラックタン
・チョコタン
・ブルータン
・ブラック&ホワイト
・チョコ&クリーム
・レッド&ホワイト など

トライカラー
・ブラックタン&ホワイト など

 

チワワはサマーカットしていいの?

サマーカットをするとしたらロングコートチワワです。しかしチワワは、トイプードルやヨークシャーテリアのように必ずしもトリミングをしなければならない犬種ではありません。

たとえば、長い毛が夏の強い紫外線や虫から皮膚を守る役割を果たすため、サマーカットしない方が良いという意見があります。バリカンで刈ると毛質が変わってしまうことも。

一方で、熱がこもりにくく涼しく過ごせるためサマーカットしても良いという意見もあります。

私が飼っているチワワは皮脂が多く、夏になると皮膚炎を起こしてしまうので、清潔に保つために毎年サマーカットしています。今年で8歳になりますが、バリカンで全身サマーカットしても毛質は子犬の頃と変わっていません。

それぞれの個体によって差があるため、毛量や体質、住環境によりサマーカットが必要な場合もある、ということですね。

 

チワワがなりやすい病気

犬にはそれぞれ、遺伝的要因や体形などによりかかりやすい病気があります。
しかし、飼い主さんの心がけで防げる病気や早期発見できる場合もあるので、把握しておきましょう。

水頭症(すいとうしょう)
⇒脳のクッションのような役割を果たす脳脊髄液が過剰に溜まる病気

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう
⇒後ろ脚の膝の骨が外れたりズレてしまう病気

気管虚脱(きかんきょだつ)
⇒押しつぶされて変形した気管により呼吸がしづらくなる病気

尿路結石症(にょうろけっせきしょう)
⇒尿道や膀胱、腎臓などに結石ができる病気

僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)
⇒心臓の中にある僧帽弁が変形し、血液が逆流してしまう病気

角膜炎(かくまくえん)
⇒目をぶつけたりして起こる角膜の炎症

 

まとめ

チワワを飼っている人も、これから飼いたいと思っている人も、チワワについて詳しく知ることができたのではないでしょうか?
性格や毛の性質、かかりやすい病気を十分に理解して、上手に付き合っていきましょう♪

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