チワワの上手な抱っこの仕方とは?抱っこを嫌がるチワワでも安心できる抱き方

街を歩いていると大好きな飼い主さんの腕の中で嬉しそうにしているチワワを見かけます。チワワは、小型犬の中でも特に抱っこが好きな犬種と言われています。中にはまるで人間の赤ちゃんのように腕の中でスヤスヤと可愛い寝顔で寝ている子もいます。

これは、飼い主さんと犬の信頼関係ができている証。素晴らしいことです。一方、飼い主さんが抱っこしようとすると抱っこを嫌がるワンちゃんもいます。実は、愛犬にとって心地よく、安心感を与える正しい抱き方にあります。抱っこは、愛犬とのスキンシップで最も密接な繋がりを持てる行為です。

この記事では、チワワの上手な抱っこの仕方についてお伝えしていきます。

目次

チワワを抱っこするメリット・デメリット


小さな体のチワワを抱っこするには沢山のメリットがあります。そして、抱っこという最高のスキンシップを通じて、絆が深まるのは言うまでもありません。一方、チワワの抱っこにはデメリットがあることも忘れてはなりません。

抱っこのメリット・デメリットについて改めて考える愛犬家の皆さんは少ないと思います。正しい抱っこの仕方を説明する前に改めてチワワを抱っこするメリット、デメリットについて一緒に整理していきましょう!

チワワを抱っこするメリット

◎愛犬とスキンシップができる
言うまでもなく愛犬との距離が縮まるため、スキンシップに効果的です。お互いの表情が近くで見られるので、愛犬がどんな顔をしているか良く見る事ができます。また、愛犬にとっても飼い主さんの顔が近くにあることでとても安心します。

また、抱っこになれておくことでいつもより元気がない、目ヤニが出ている、なんだか呼吸が荒いなど、普段の様子と違う点を発見できるため、病気などの予防や早期発見などに繋がります。

◎行動範囲が広がる
チワワは、小型犬の中でも最小犬種のため人込みなどを歩くことが得意な方ではありません。しかし、それが理由で愛犬と一緒にでかける行動範囲が狭くなるのはもったいないですよね。抱っこに慣れておくことで自分で歩くことを嫌がる、座り込んみ動かない時などに困ることがないでしょう。

また、動物病院の受診やトリミングの際も抱っこに慣れている方がスムーズです。。

最近では、アウトレットやカフェなどは犬連れOK、抱っこ入店OKなお店も増えてきました。チワワは体重が軽いので抱っこによる飼い主さんの負担が少ないのも嬉しいですよね。抱っこに慣れておくことで旅行など遠出に外出も愛犬と一緒に楽しむことができます。

チワワを抱っこするデメリット

◎抱き癖がつきわがままになってしまう
一見、良い事ばかりの抱っこですが、抱っこに慣れてしまうと、お散歩に行った時に歩きたがらなくなり、運動不足による肥満に繋がる可能性があります。これは、チワワに限らず抱っこができる小型犬に共通する話ですが愛犬家にとって悩みの1つだと思います。

より抱き癖がついてしまった場合、いつでもどこでも抱っこを要求するようにになってしまい、鳴いたり吠えたりしてせがむ様になってしまうことも考えられます。人間の子育てと同じように甘やかしすぎには気を付けなければなりません。

抱っこが嫌いな犬もいる


意外に感じる方もいるかと思いますが、抱っこが嫌い、または抱っこしようとすると嫌がる子もいます。一方、初めは、抱っこが好きだったのに途中から嫌いになってしまう子もいます。

こういったワンちゃんは、何か原因があって抱っこを嫌いになってしまったため、原因を解決してあげなければなかなか抱っこ好きに戻るのは厳しいです。では、どういった理由で抱っこが嫌いになってしまったのでしょうか。

抱っこされることにトラウマがある

チワワは、賢い犬種のため記憶力がとても良いです。そのため、抱っこされる時は病院へ行く事が多く、注射など痛い思いをした、抱っこをした時にたまたま飼い主の腕の中から落ちてしまって怪我をした事があるなど、愛犬にとって「トラウマ」になるような嫌な経験をすることで抱っこが嫌いになるケースがあります。

そういったワンちゃんには、時間をかけて抱っこをしたら散歩で楽しいところに行けるんだよ!抱っこは怖くないよ!と伝えつづけることが大切です。嫌なイメージの抱っこを楽しいイメージの抱っこに少しずつ変えていってあげることで抱っこ嫌いな子も好きになってくれるはずです。

抱っこの仕方が下手である

犬は、不安定な姿勢であったり、強くギュっと抱っこされることを嫌がります。特に、小さな体のチワワにとって強く抱っこすることで感じる衝撃は、私たちが思っている以上に強い場合があります。

良かれと思って抱っこをしているのに愛犬が不愉快な思いをしているのは残念です。どうせ抱っこをするなら正しい抱っこの仕方で愛犬に安心と喜びを与えたいですよね♪

チワワの上手な抱っこの仕方

ステップ1:お尻と後ろ肢を飼い主の手のひらに乗せる

まず、ワンちゃんを地面から持ち上げて、お尻と後ろ肢を飼い主さんの手のひら(利き手が好ましい)で受け止めるように乗せます。

ステップ2:もう一方の腕で脇の下から支える

次に、飼い主さんのもう一方の腕でワンちゃんの脇の下から抱き込むようにして優しく支えます。

抱っこのコツとしては、お尻を安定させると安心です。犬自身も、最初のうちは地面から離されると不安を覚えます。抱っこをする時にはお尻をしっかり支えてあげて、なるべく飼い主さんの身体に近づけてあげましょう。

また、チワワは四肢がとても細いので間違っても抱いた手を緩めて落下させることがないよう注意してくださいね。

チワワの正しい抱っこの仕方を覚えて、絆を深めましょう!

チワワのような小型犬と暮らしていると、どうしても抱っこをする機会は多いと思います。そのため、まずは正しい抱っこの仕方を覚えて愛犬を安心させてあげることが大切です。無理やり抱っこしたり、落っことす恐怖から変に力をかけてしまったりすることで愛犬が抱っこを嫌いになってしまうことがありますので注意してくださいね。

可愛い愛犬を抱っこしている時間は、飼い主さんにとって至福のひとときです。勿論、愛犬にとっても飼い主さんの温もりを感じる抱っこは心地よいものです。抱っこのコツを少しずつつかんでいってくださいね♪

ただし、抱っこしすぎにはくれぐれもご注意を(笑)!

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