【獣医師監修】小型犬を迎えるときに必要な物チェックリスト16♪事前に必ず揃えておくべき物は8つ!

「プティシアン(小型犬)を迎えようと決めたものの、具体的に何を揃えたらいいの?必要な物は?」

小型犬と暮らしている筆者が、愛犬を迎えた時の経験から、事前に揃えておいてよかったものや、なくて困ったものを詳しく紹介します。また使っているからわかるオススメグッズの紹介も♪

この記事の結論
  • 愛犬を迎える時に事前に揃えるべき必須グッズは8つ
  • 病気や怪我を予防するためのグッズもしっかり揃えておこう
目次

愛犬を迎える時に必ずに揃えておくべき8つのアイテム

必ず揃えておくべき8つのアイテム
  1. ケージ
  2. クレート
  3. トイレ
  4. ベッド
  5. 食器・給水器
  6. フード
  7. トイレシーツなどの日用品
  8. おもちゃ

ケージ

群れで行動し、暗くて狭い穴のような場所を好む習性があるプティシアンにとって、落ち着く場所は、暗く、狭いところです。

ケージのような、自分が落ち着けるパーソナルスペースがあることで安心して愛犬も過ごすことができます。

また、迎えたばかりの頃は、まずケージの中で新しい環境に慣れさせ、徐々に室内へという形で環境に慣れさせるため、ケージの役割は重要です。

ケージを選ぶ際には、子犬が成長したときに狭すぎず、寝床とトイレを離して置ける程度の広さがあるかをチェックしましょう。

また、中から愛犬がケージを押したとき倒れないように重量感があり、しっかりした安定性が高いものを選ぶことも大切です。

さらに、愛犬がジャンプをしてサークルの外に飛び出さないよう、屋根ありタイプや、愛犬がが飛び越えられない高さのあるケージを選ぶようにしましょう。

なお、床にトレーの付いたケージでなくても、大きめのフロアマットの上にケージを設置すれば大丈夫です。

特に、プティシアンの場合は、トレーと柵の間に足を挟むケースもあるため、事前に安全性をよく確認してから購入しましょう。 

 

おすすめは、アイリスオーヤマのウッディサークル。

木目調の素材がおしゃれかつ、屋根が付いているタイプのため、脱走防止にもなります。

筆者は、始めのうちは屋根無しのケージを使用していましたが、何度も脱走されてしまい、危険もあったため、屋根付きのケージを購入し直しました。

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クレート

クレートとは、愛犬と一緒にお出かけする時にも必要な持ち運び用のケースのこと

また、被災した際に、愛犬と一緒に避難するためや、避難先で過ごすためにもクレートは必需品です。

そのため、クレートに入って過ごすことに慣れるためのクレートトレーニングを日頃から行うようにしましょう。

おすすめは、アイリスオーヤマのソフトキャリーケース。

予防接種で病院に行くなどで使用する機会は多いため、車にしっかりと固定できるタイプだと安心です。

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トイレ

小型犬 トイレ

愛犬は迎えたその日から毎日排泄をします。

お家に迎えた当日からトイレトレーニングを始めるために、必ず用意しましょう。

始めのうちはトイレに失敗してしまうこともありますが、根気よくトレーニングしていきましょう。

いたずらでトイレシートをビリビリに破く子には、メッシュ型のフタ付きのタイプがおすすめです。

また、男の子で室内であっても脚を上げておしっこをする場合には、壁に立てかけて使えるタイプのものを検討しましょう。

 

リッチェルのしつけ用ステップは、壁に立てかけることもでき、メッシュ付きでイタズラ防止にもなります。

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トイレシーツ

トイレシーツにもサイズがあるため、トイレトレーとのサイズを合わせて購入しましょう。

一般的に、トイレシーツは愛犬の体の2倍程度の大きさがベストといわれています。

サイズが小さすぎると愛犬がおしっこをはずしてしまい、床や家具などにおしっこの臭いがついてしまうことがあります。

すると、そこでトイレをするようになってしまうこともあるため、適切な大きさのものを使ってトイレトレーニングを行うのがいいでしょう。

始めのうちはトイレトレーニングのため、ケージの中全面にトイレシーツを敷き詰めることもあります。

ですので、トイレシーツは多めに用意しておきましょう。

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ベッド

チワワ ベッド

慣れないうちは、トイレと間違えて汚してしまうこともあるため、毛布などで代用するのもOKです。

居住スペースがあっても、固い床に寝るのは犬にとって負担になるため、愛犬がくつろげるベッドを用意してあげましょう。

愛犬が慣れてきたら、かわいいデザインのベッドを用意してあげるのも良いですね!

食器・給水器

小型犬 給水器

ドッグフードを入れる食器には、さまざまな種類があります。

愛犬が頭を床まで下げずに、ラクな姿勢で食べられる体高に合ったもので、底が深すぎないものを選ぶようにしましょう。

また、水分補給には器ではなく、給水器の方がおすすめです。

ケージにセットすることもでき、埃やゴミが入る心配もありません。

おすすめは、リッチェルのウォーターノズル。

目盛りが付いているため、愛犬が1日にどれくらい水分を摂っているか把握できます。

フード

ドッグフード

始めのうちは、ペットショップやブリーダーでそれまで与えていたフードを継続して与えることで、お家でもしっかりと食べてくれます。

これまで過ごしていた場所を離れて、環境の違う場所で暮らすことに慣れるまでは不安でいっぱいです。

その不安やストレスから下痢などの体調不良を起こす子も少なくはないからこそ、できるだけ環境に変化がないよう、ごはんは食べ慣れているものを与えましょう。 

 

筆者のおすすめは、「このこのごはん」。

小型犬の健康サポートに特化したドッグフードです。

筆者の愛犬も、こちらのフードに変えてから、食いつきが良くなり、涙やけも改善しました。

袋を開けたときの出汁のいい香りは、愛犬だけでなく人間でも美味しそうに感じます!

国産かつ、保存料や酸化防止剤不使用のため、安心して与えることができます。

おもちゃ

お家に迎えたばかりの愛犬は、予防接種を終えていないと散歩に行けません。

運動不足やストレス解消のためにも、おもちゃで遊んであげましょう。

また、愛犬とおもちゃで遊ぶことで、オーナーさんとのコミュニケーションにもなり、絆を深めることにも繋がります。

たくさんの種類がありますが、中でもおすすめなのがI-SCREAMMEDIAのペットロープトイセット

オーガニック素材で作られているので、口に入れても安心。

愛犬のあごを鍛えることもでき、コミュニケーションにも最適なおもちゃです。

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後から少しずつ揃えていきたい8つのアイテム

後から徐々に揃えていくべき8つのアイテム
  1. 首輪
  2. リード
  3. 迷子札
  4. 脱走防止の柵
  5. 爪切り
  6. シャンプー
  7. 口腔ケアグッズ
  8. ブラシ

首輪

チワワ 首輪 リード

愛犬を散歩に連れて行くとき、リードを繋ぐのに必要となります。

特に、プティシアンでは、「気管虚脱」といわれる、気管が潰れてしまう病気を発症しやすいため、首に負担のかからないハーネスがおすすめです。

初めての首輪やハーネスを購入する場合は、ペットショップなどで店員さんに相談しながら、散歩中に体から抜けない、愛犬の体にピッタリ合うものを選びましょう。

特に、首輪抜けが得意な子や、パニックを起こしやすい子は、散歩に慣れるまでの間は首輪とハーネスどちらも装着し、それぞれにリードをつけるダブルリードが安心です。

迷子札などをつけるためにも必要となるので、愛犬に合うサイズのものかつ、愛犬に似合うデザインのものを用意しましょう。

リード

リードは愛犬の危険から守るほか、周囲に迷惑をかけないためにも、必ずつけましょう。

子犬やプティシアンには、首に負担がかからないように、細く丈夫なリードがおすすめです。

また、伸縮性のリードもありますが、散歩慣れしていない時期には、咄嗟の行動にもオーナーさんが対応できるように、コントロールしやすい普通のリードを選びましょう。

迷子札

犬 迷子札

万が一愛犬が迷子になってしまった時のために、迷子札を用意しておきましょう。

普段おとなしい子でも、車のクラクションなどの大きな音や、他の犬に吠えられてパニックを起こして急に走りだしてしまい、迷子になることも少なくありません。

また、マイクロチップを装置していたとしても、保護した人がすぐに飼い主さんに連絡できるよう、首輪やハーネスに迷子札を付けておく方が安心です。

基本的に「名前」と「連絡先」を記入するものが多いですが、愛犬の性格や特徴なども記入したい場合は、スペースの大きなものを用意しましょう。

様々なデザインがあるので、愛犬に似合うものを選んであげてください!

脱走防止のペットゲート

プティシアンはお家に慣れてくると、様々な場所を行き来します。

お家の中で入られたくないところや危険なところ、外に繋がる廊下などに、脱走防止のペットゲートを設置しておくと安心です。

様々なタイプがありますが、設置も簡単なアイリスオーヤマのペットフェンスがおすすめ。

すぐに移動できることで、愛犬に合わせたレイアウト変更なども簡単にできます。

お家のレイアウトに合わせて徐々に揃えていきましょう!

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爪切り

小型犬 爪切り

愛犬は自分で爪を砥ぐことがないため、定期的に爪切りを行う必要があります。

室内飼育の場合は月に1、2回程度が目安です。

爪切りには、ギロチンタイプやニッパータイプ、電動タイプなど種類があります。

ギロチンタイプは、爪を円形の切り口に差し込み、刃を動かすことで、ギロチンのように爪を切るタイプです。

細かい爪を綺麗にカットできるギロチンタイプはプティシアンに、刃が切れる部分が大きいニッパータイプは大型犬の厚い爪に向いています。

 

筆者のおすすめは、Casfuyのドッグネイルグラインダー。

筆者も始めはニッパータイプを使用していましたが、電動タイプの方が危険も少なく、愛犬も落ち着いて爪の手入れができるようになりました。

Casfuyのドッグネイルグラインダーはスピード調整もできるため、愛犬に合わせたお手入れが可能です。

爪切りが苦手な場合は、動物病院やトリマーさんにお願いすることもできます。

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シャンプー

小型犬 お風呂 シャンプー

定期的なシャンプーは、毛並みを綺麗に保つだけでなく、体に付着したゴミやホコリを落とす効果があります。

子犬の場合は、混合ワクチンの接種が完了し、体調が安定した頃からシャンプーを始めましょう。

 

始めのうちは、愛犬の皮膚の状態を確認するためにも、ラ・ファミーユのような低刺激のものがおすすめです。

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ブラシ

チワワ ブラッシング ブラシ

定期的なブラッシングは、抜け毛や毛玉の予防になったり、被毛の毛艶や、皮膚の健康を保つ効果があります。

ブラッシングに慣れるまでは、やわらかいシリコンタイプがおすすめ。

ペティオのラバーブラシなら、愛犬を撫でるような感覚でブラッシングができます。

筆者の愛犬も、これを見ると「撫でてもらえる!」と思うようですぐに寄ってきます。

慣れてきたら犬種にあったブラシを用意しましょう!

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口腔ケアグッズ

愛犬の歯周病など口腔の病気は重症化しやすい傾向にあり、子犬の頃から歯磨きトレーニングをし、予防することが重要です。

歯ブラシタイプや、指サックタイプ、布で歯を磨くタイプなど、さまざまな種類がありますが、磨き残しを防ぐためにも歯ブラシタイプがおすすめです。

歯ブラシタイプを嫌がる場合には、布タイプから始め、徐々に歯磨きされることに慣らしていきましょう。

LIONの指サック歯ブラシは指につけて磨くことができるため、とても扱いやすくおすすめです。

柔らかい素材のため、筆者の愛犬もあまり嫌がりません!

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その他のグッズ

その他にも愛犬用のグッズはたくさんあります。

例えば、愛犬と車で旅行することが多い場合は車内シート、寒がりな子にはヒーター、うんち袋・散歩用の給水器水を入れたペットボトル・ウェットティッシュなどのお散歩グッズなどです。

愛犬の性格やライフスタイルに合わせて、徐々に揃えていくのをおすすめします。

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病気や怪我への予防・準備をしよう

愛犬の特性や性格を把握した上で、しっかりと予防や準備をしてあげましょう。

犬種ごとの病気・怪我の傾向を把握しておこう

プティシアンは骨格が華奢で骨が細いため、転倒など日常のささいな行動でも、骨折や膝蓋骨脱臼、ヘルニアを起こす場合があります。

また、犬種ごとに、かかりやすい病気やしやすい怪我があります。あらかじめ知っておくことで、何か異変があったときにすぐに気づくことができます。

  • 流涙症(トイプードル)
  • 膝蓋骨脱臼(ポメラニアン)
  • 股関節の疾患(チワワ)
  • 椎間板ヘルニア(ミニチュアダックスフント)

迎える犬種が決まっている場合は、病気や怪我の傾向についてもあらかじめ調べておきましょう!

室内での怪我予防にはラグやマットがおすすめ

プティシアン(小型犬)は日常のささいな行動でも怪我につながりやすいため、怪我を防ぐための環境を整えましょう。

高い所に登らせないや、高い所からジャンプしないなどのしつけをすることはもちろんですが、以下のような工夫が必要です。

・ソファやベッドなどは高さの低いものを選ぶ

・段差にスロープやステップを設置する

・階段やソファなどの下にクッションになるものを置く

・極力段差をなくす

また、フローリングなどの滑りやすい床にはカーペットやマットなどを敷いて、転倒を防いだり、足腰に負担がかからないように工夫することが大切です。

さらに、怪我予防のためにも定期的に肉球周りの毛をカットしてあげることも大切です。

約15年の付き合いに。愛犬を迎える心構え

愛犬を迎えるということは、面倒を一生みるということです。

一般的に小型犬であるプティシアンは大型犬よりも長生きで、平均寿命は15年ほど

  • 毎日の食事
  • 散歩や排泄の処理
  • しつけ
  • 病気や怪我・事故への予防

約15年の間、これら全てが命を預かるオーナーさんの責任となります。

定期的な散歩に時間を取られたり、気軽に旅行に行けなくなったりと、オーナーさん自身の生活も変わります。

愛犬を迎える際には、必ず5年、10年先のライフスタイルを想像してください。

また、以下のような愛犬を手放すケースがあるということも理解し、十分に検討したうえで、迎えるようにしましょう。

愛犬を手放さなければならないケースの一例
  • 転勤した時の引越し先がペット禁止だった場合
  • 家族にアレルギーが出た場合
  • 家族の介護や赤ちゃんの世話のために、愛犬の面倒が見れなくなった場合
  • オーナーさんが病気や怪我になり、愛犬の面倒が見れなくなった場合

愛犬との生活はとても素敵なものですが、最後までしっかりと面倒を見切れるのか、万が一でも事故を起こさないようにできるか、ということを考える必要があります。

家族の一員となるかわいい命を、大事にしてあげてくださいね。

愛犬との出会い方

愛犬を迎えるためには、ペットショップやブリーダーさんから購入するほか、里親募集や動物愛護施設からの引き取りなどの方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分が迎えたい犬種やライフスタイルなどを踏まえた上でしっかりと調べましょう。

犬種を選ぶ時のポイント

犬種によって見た目の特徴や性格が異なるため、まずは自分の好みの犬種を見つけることをおすすめします。

好みの犬種について調べることで、自分のライフスタイルに合った犬種かどうか知れるだけでなく、プティシアンを迎えることがどんなことか、徐々に想像がつくようになってくると思います。

筆者自身も今の愛犬を迎える前には、半年ほどネットで調べたり、ペットショップに通ったりしていました。

その上での、犬種を選ぶときのポイントがこちら。

犬種を選ぶときのポイント
  • その犬種の特性や性格
  • その犬種の成犬時の体重や必要な運動量
  • その犬種のかかりやすい病気

どんな犬種を選ぶかによって、日々の生活や愛犬との接し方が変わってくるため、犬種はじっくり選びましょう。

まとめ

愛犬を迎えるときに必要なものを、筆者自身の経験も交えご紹介しました。必要なものをしっかり揃えて、愛犬と快適に楽しく過ごしましょう!

また、愛犬を迎える際には、予防接種やマイクロチップ埋め込み、健康診断など、さまざまな費用がかかります。初期費用や、暮らしていくうちにかかる年間費用、愛犬の一生涯にかかる費用などは、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。

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