プティシアン7犬種別♪ 首輪とハーネスどちらが向いている? 選び方ガイド

愛犬を散歩に連れ出す際には、首輪またはハーネスが必要です。しかし、愛犬には、首輪とハーネスどちらを購入するべきなのか悩んだ経験があるオーナーさんは多いのではないでしょうか。

プティシアン(小型犬・超小型犬)には、首輪とハーネスのどちらがおすすめなのか、首輪とハーネスの違いや、メリット・デメリット、愛犬にあった選び方を詳しく解説します。

トイプードル、ティーカッププードル、チワワ、マルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、MIX犬(チワプーやマルプーなど)7犬種それぞれの選ぶポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

プティシアン7犬種対応♪ 首輪? ハーネス? 選び方一覧

トイプードルとティーカッププードルには首輪がおすすめ!

トイプードルとティーカッププードルは、ハーネスを付けると、プードル特有の巻き毛が絡まり、毛玉になってしまうことがあるため、首輪がおすすめです。

特に、全体が服のようになっている布の面積が大きいハーネスは、布と毛が擦れて毛玉になってしまうので、注意が必要です。

トイプードル、ティーカッププードルのために首輪を選ぶ際には、クッション性の高い素材でできた首輪を選びましょう。

特に元気に走り回る愛犬の場合、クッション性の高い首輪を選ぶことで、愛犬の首への負担を軽減できます。

チワワとマルチーズにはハーネスがおすすめ!

チワワとマルチーズは「気管虚脱」という病気になりやすいと言われているため、ハーネスがおすすめです。

気管虚脱とは、何らかの原因で気管がゆがんだり、押しつぶされたりして呼吸が苦しくなる病気です。

首輪を付けることで、気管を圧迫してしまう恐れがあるため、散歩中にぐいぐい引っ張る愛犬は、首輪を避けた方がよいでしょう。

ハーネスを選ぶときには、愛犬の体に触れる部分にクッション性のある素材が使われているアイテムを選ぶことをおすすめします。

ポメラニアンにはハーネスがおすすめ!

ポメラニアンは、被毛がとても長く、胴体に比べて頭が小さいため、首輪だとすぐに抜けてしまう可能性があります。

ポメラニアンは、ハーネスを選んだ方が安全にお散歩ができるとされています。

ハーネスを選ぶ際にはサイズ選びに注意しましょう。ポメラニアンは、被毛が長いため、サイズの大きいハーネスを付けると、後ずさりしたときに抜けてしまう可能性があります。購入前に愛犬の体のサイズを測ってから選ぶことが大切です。

ヨークシャー・テリア、MIX犬は性格や毛質によって選ぶ

ヨークシャー・テリアやMIX犬は、性格や毛質、毛量によって首輪かハーネスかを選ぶとよいでしょう。

愛犬が活発な性格で、散歩もグイグイ前に出てしまう場合は、首輪を選ぶとお散歩の練習をすることができます。

トイプードルのように絡みやすい毛質をしている場合は、ハーネスだと毛玉になってしまう可能性があるので、首輪がおすすめです。

また、ポメラニアンのように毛量がとても多い愛犬には、散歩中の脱走を防ぐためにも、ハーネスを使用しましょう。

首輪がおすすめのケース/ハーネスがおすすめのケース

首輪かハーネスか、どちらにするか迷ったときには、愛犬の性格や身体的な特徴から選ぶことがポイントです。愛犬に適しているモノを選ぶと、愛犬を散歩中のケガや事故から守ることができます。

ここでは、首輪がおすすめの愛犬とハーネスがおすすめの愛犬の特徴をそれぞれ紹介します。

首輪がおすすめ:引っ張り癖がある、散歩のルールをしつけたい

散歩中に引っ張り癖のある愛犬には、首輪がおすすめです。首輪を付けると、リードが張っているのかゆるんでいるのかを愛犬が感じとることができるので、オーナーさんからの指示が伝わりやすくなります。

愛犬に散歩のルールを教えたいという方には、首輪の購入をおすすめします。

ハーネスがおすすめ:気管が弱い、足腰が弱ってきた

ハーネスは、チワワやマルチーズなど気管が弱い愛犬に向いています。ハーネスであれば、リードが張った状態でも首への負担が軽減されます。

また、首輪よりも体を支えられるので、足腰が弱ってきたシニア犬にもおすすめです。

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ハーネスは、オーナーさんの指示が通りにくく、引っ張り癖が付く可能性があります。落ち着いて散歩ができる愛犬や散歩のルールをきちんと教えている愛犬に使用しましょう。

【詳細解説】首輪/ハーネスのメリット・デメリット

首輪とハーネスには、それぞれメリットとデメリットがいくつかあります。どちらかを選ぶときには、双方のメリットとデメリットを考えて、より愛犬に適している方を選びましょう。

首輪のメリット1:しつけがしやすい

首輪は、愛犬にオーナーさんに指示を伝えやすいというメリットがあります。首輪を使用すると、リードを軽く引いて合図を出し、ある程度、愛犬をコントロールできます。

首輪は、リードの張りや緩みなどの刺激を感じとりやすいため、しつけに向いています。

首輪のメリット2:着脱が簡単

首輪は、首に回して装着するだけなので、簡単に着脱できます。特に、バックルタイプの首輪であれば、ワンタッチで着脱できるので便利です。

また首輪は、散歩中だけでなく、家の中でも愛犬に負担をかけることなく着けてもらうことができます。散歩デビューの前から、家の中で慣らすことにも向いています。

首輪のデメリット1:首に負担がかかる

首輪はリードを強く引っ張ると、愛犬の首に負担がかかります。

また体重の軽いプティシアンは、オーナーさんが力加減を間違うと、体ごと引っ張られてしまい、ケガをする危険性もあるので注意が必要です。

首輪のデメリット2:サイズが合っていないと頭から抜ける

サイズ調節を行っていない首輪は、頭から抜ける可能性があります。

特に被毛にボリュームがあり、頭が小さいポメラニアンなどは、散歩中に首輪が抜けてしまい、脱走するケースもあります。

首輪を選ぶ際には、サイズ選びに注意しましょう。

ハーネスのメリット1:体への負担が少ない

ハーネスは、体の広い範囲を支えることができるため、愛犬への体の負担を少なくすることができます。

リードを引っ張っても、力が1点にかかることがなく、首輪よりも首への負担を軽減できます。

ハーネスのメリット2:首輪より抜けにくい

ハーネスは、上半身を包み込むような形状をしているので、首輪よりも抜けにくい構造です。

愛犬のサイズに合わせたハーネスを選ぶことで、愛犬が後ずさりして、抜けてしまうような事故を防げます。

ハーネスのデメリット1:引っ張り癖が付く可能性がある

ハーネスは、体への負担が少ない分、リードの張りやゆるみを感じにくいため、オーナーさんの意思を伝えにくいというデメリットがあります。

愛犬がどんどん引っ張って歩いても、体に負担がかからないため、引っ張り癖が付く可能性があります。

ハーネスのデメリット2:服を着せていると着けにくい

愛犬に装飾が多い服や、分厚めの服を着せている場合、ハーネスが付けにくくなることがあります。

また服を着ていることで、ハーネスのサイズ調節がうまくいかず、ハーネスが抜ける事故につながる可能性があるので注意しましょう。

首輪の選び方ガイド&おすすめアイテム紹介

首輪には、使われている素材や形によってさまざまな種類があります。見た目の可愛さも大事ですが、機能面もしっかり確認することが大切です。

ここでは、愛犬に首輪を選ぶ際のポイントを2つ紹介します。

愛犬のサイズに合ったものを選ぶ

首輪のサイズ表記は、メーカーや種類によって異なります。そのため、事前に愛犬の首のサイズを測り、ぴったりなサイズを選ぶ必要があります。

サイズが大きすぎる首輪は、散歩中に脱走事故につながる可能性があるため、注意しましょう。

すず首輪製作工房 DOUBLE RING COLLAR

安全性に配慮されたバックルタイプの首輪です。

プラスチックのバックルの上で、2つのDカンにリードをつなぐ仕様なので、万が一バックルが壊れた場合でも安全です。

シンプルなデザインで18色から好きな色を選べます。

機能性が高いものを選ぶ

犬の首輪には、クッション性の高いモノから耐久性の強さを考えられたモノまで、さまざまな機能があります。

愛犬の性格や、オーナーさんが欲しいと思う機能に合わせて選ぶことが大切です。

例えば、夜に散歩に行くことが多い場合は、首輪に反射板などが付いているものがおすすめです。

CITYDOG クラシックレザーカラー

熟練した職人が作り上げた牛革の首輪です。

一番負荷がかかるパーツには、耐久性の強いピンを使用しており、安全性に配慮されています。カラーは6色の中から選べます。

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ComfortFlex(コンフォトフレックス) リミテッドスリップカラー

愛犬の首への負担を考えて作られた首輪です。

テープのストライプ部分には、反射テープが使用されているので、夜のお散歩も安心です。全11色のカラーから愛犬にぴったりな色を選べます。

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ハーネスの選び方ガイド&おすすめアイテム紹介

ハーネスにも、首輪と同様にさまざまな種類があります。ハーネスを購入する際に、どれを選んでよいか迷っているというオーナーさんも多いでしょう。

ここでは、プティシアン向けのハーネスを選ぶ際のポイントを2つ紹介します。

愛犬のサイズに合ったものを選ぶ

ハーネスは、散歩中に抜けてしまう事故を防ぐためにも、愛犬の体に合わせたサイズを選びましょう。

被毛の長さや服を着て散歩に行くかどうかによってもサイズが変わるため、ある程度サイズ調整ができるハーネスがおすすめです。

ペティオ ベーシックプラス ロンバスハーネス

肩掛けタイプのハーネスです。アジャスターが付いているため、愛犬に合わせて胴回りのサイズ調節ができます。

本体に反射材が付いているため、夜のお散歩のときにも安心して使用できます。

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RADICA ストロール ソフト ハーネス&リード

抜けにくい工夫が施されたハーネスです。ハーネスの左右には、調節できるアジャスターが付いており、愛犬に合わせて細かくサイズ調節できます。

色や柄が豊富で、可愛らしい見た目も魅力の1つです。

耐久性を確認する

ハーネスの胴輪部分は、愛犬の口が届いてしまうため、愛犬に噛みちぎられる可能性があります。また、長年の使用でハーネスが劣化し、突然壊れることもあります。

ハーネスを購入する際には、十分な耐久性があるかどうかも確認することが重要です。

Wanwan Squre Garden スポーツハーネス

着脱が簡単にできるハーネスです。軽量ですが、強度や頑丈さにこだわったバックルを採用しています。

裏地はクッション性の高い素材を使用しているため、愛犬への体の負担も軽減できます。

まとめ

今回は、首輪とハーネス、どちらがプティシアン(小型犬・超小型犬)に向いているのかを紹介しました。愛犬の性格や体格、被毛の状態によって、首輪がいいのか、ハーネスがいいのかが異なりますので、ぜひ愛犬にぴったりなモノを選んであげてください。

プティシアンマガジンでは、この他にも、愛犬と日々がちょっぴり良くなるようなヒントや、お得情報を、様々に配信しています。

じっくり選んで購入した首輪やハーネスを着けてお出かけしたい、愛犬お散歩スポット紹介記事も、ぜひチェックしてみてくださいね♪

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この記事を書いた人

さかもと はるかのアバター さかもと はるか プティシアンマガジン ナビゲーター

元ドッグトレーナーのフリーランスライター。ドッグカフェで働きながらトリミング専門学校に通う。卒業後はドッグトレーナーとして働き、多くのオーナーさんの困りごとを解決してきた実績あり。愛犬とオーナーさんが幸せになるための有益な情報をお伝えしていきます。

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