ある程度、飼い主さんの感覚的なものでも左右されやすいのですが、私の周りには男の子チワワばかりの家族を構成している人と、女の子チワワだけで暮らしている人がいます。
当の私の場合には、男の子チワワと女の子チワワの両方を育てています。実際に育てている飼い主目線でチワワの性別の違いについてまとめてみました。
男の子チワワの甘い性格?
男の子チワワはとにかく活発で毎日が運動会?という印象があります。実際にチワワでもしっかりとした体格をしている子は、家の中でも駆け回ると豊かな被毛がふんわりと揺れで、それはそれは勇壮な姿に見えます。
ただし、男の子チワワは往々にして甘えん坊さんが多いと思います。なぜそうなのか?というのは特に決まった統計があるわけではないのですが基本的に男の子チワワは
〇実は気が弱い
〇飼い主さんが好き
〇依存心が強め
という傾向があるのです。男の子チワワの中には、気の強いタイプのチワワもいれば、一歩も譲らない「俺様チワワ」も存在します。それでも、一つ間違えば飛んでもない甘えん坊の一面を見せやすいのは、やはり男の子チワワの方なのです。
直観的で単純?
この言葉に尽きるのですが、男の子チワワはとても実直なふるまいをします。具体的に言えば、ちょっとしたことでおもちゃの取り合いをしたり、ちょっとした喧嘩を勃発させたりと、日々笑えるような4コマ漫画のような過ごし方をしているように感じます。
その上、何か褒めてもらえると有頂天になるような単純な感情をもちあわせています。そんなところが男の子チワワの魅力でもあります。ここはオスの性格の良さが出やすい部分かもしれません。
人間の男の子っぽい性格?
人間の男の子と女の子を見た時に、例えば幼稚園児の場合を想定してみてください。例えば5歳児でもどうしても、女の子の方が、しっかりしていて口も達者というパターンが多いものです。まさに、チワワの世界でもそれが通用するのです。
信じがたい事実ですが、これはまさしく本当です。ただ、自分を大きく見せよう、強く見せようというプライドが高めの男の子チワワの場合には、少々無駄吠えが多く、威勢を張るという傾向も一部見受けられます。
さっきまで吠えていたのに・・・
男の子らしく優位に立って立派に振る舞っていた男の子チワワも、飼い主さんの前では骨抜きです。これが、男の子チワワのチャーミングさではないでしょうか?家族にはめっぽう弱いというところは、まるで甘えん坊の男の子のようです。
男の子チワワの傾向として
〇甘え上手
〇どこか慎重で保守的
〇攻撃をするかと思えば甘えるという寝返りの速さ
この3つが挙げられるのです。ここには本来持ち合わせている性格も大いに作用します。根っから男の子チワワっぽい性格の子は悠々としていて、余裕すら見せます。
それでも、密かに飼い主さんに甘えたいという気持ちが多く、愛情を欲するときにも、ダイレクトに飼い主さんに甘えて見せます。そんな甘い仕草を見せられると今度は、飼い主さんもそのチワワに対してはメロメロになってしまうのは日常茶飯事です。
女の子チワワは独立心旺盛?
女の子チワワだけを家族に向けている飼い主さんがいつも言っています。女の子だけなら喧嘩もしないし、とても穏やかで毎日がおままごとのよう・・・!確かに女の子チワワの傾向としては、なかなか思慮深く頭が良いという印象があります。
言い換えると女の子チワワは要領がかなり良いということになるのですが、それは飼い主さんにとってはとても、頼もしく独立心があるというように映るのです。男の子チワワに対して、手が掛からないという点も大きく違うのです。
クールで知的な女の子チワワ?
わが家にも女の子チワワはいます。確かに、男の子チワワに比べると、なかなかクールで知的な振る舞いが多いように感じます。少々のことでは動じないという、肝っ玉の据わった女の子が本来の、性格なのかな?と感じるのです。
他のお家の女の子チワワも同じように、小さな体をしていてもしっかりと気丈に振る舞うようです。男の子のように、単純ではなくこだわりも強く、警戒心もしっかりと保っているのが女の子チワワの特徴です。
女の子チワワは独立心が旺盛
飼い主さんにベタベタとまとわりつくのは、圧倒的に男の子チワワのほうです。女の子チワワは、自分の感情に沿って、好きなように1日を過ごします。かといって、飼い主さんに攻撃的な態度を見せることはありません。
基本的に、飼い主さんには従順で何事も穏やかにこなせるのが、女の子チワワの特徴的な部分でもあります。ただ、独立心が男の子チワワに比べると大きいので、飼い主さん的には「もっと甘えてほしいな~」という気持ちにもなるようです。
生活リズムや家族構成によって性別は考える
忙しく、あまりチワワにかまってあげられる時間が少ない、という場合には女の子チワワを多頭飼いしている家庭が多いです。わが子同様に時間を過ごしたい、甘えさせたいと考える場合には男の子チワワを迎え入れて、甘い性格を大事にしながら、個性を伸ばしてあげるのも愛情です。
どちらがどれだけ良い、というメリット、デメリットは計り知れませんが、発情という避けては通れない問題に対して飼い主さんがどのように考えるのか?という点だけが性別を決める時のポイントになります。