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【簡単手作りレシピも】愛犬がドライフードを食べないときの4つの工夫!

愛犬がドライフード(ご飯)を残してしまうのはなぜ?どうすれば?

ドライフードを食べない代表的な8つの理由と、美味しく完食してもらうための4つの工夫を紹介!

愛犬が毎日のご飯を美味しく完食してくれやすくなる、とっても簡単な手作りトッピングのオリジナルレシピも大公開。

    目次

    愛犬がドライフードを食べない。代表的な8つの理由

     

    愛犬の主食であるドライフード。数え切れないほどのブランドの中から、吟味に吟味を重ねて拘りのフード選びをしていらっしゃるオーナーさんも多いことと思います。

    ですが、そんな思い入れのあるご飯を、ある日突然愛犬が残すようになってしまったら、オーナーさんは心配になってしまいますよね。

    愛犬が急にドライフードを食べなくなるのには、様々な理由があります。

    代表的な理由を8つご紹介しますので、あなたの愛犬に当てはまるものがあれば対処してあげてくださいね。

    病気

    愛犬がご飯やおやつをあまり食べなくなってしまうのは、たとえば「お腹が痛い」「気持ち悪い」などを理由とする、食欲不振の可能性が考えられます。

    もしかしたら、何か消化器系の病気などが潜んでいることもあるかもしれません。

    もし愛犬がご飯を残し、嘔吐や下痢が続くようであれば、迷わず病院に連れて行ってあげましょう。

    体調不良

    特に病気というわけでなくても、夏バテや遊び疲れでぐったりしてしまう愛犬もいるでしょう。

    旅行から帰ってきた日などは、愛犬もお疲れ度MAXですから、もはや食べる気力すら出ないかもしれません。

    そんなときは無理に食べさせなくても大丈夫。

    とりあえずゆっくり寝て体力が回復すれば、またいつも通りに食べてくれるようになるはずですよ。

    ストレス

    オーナーさんの愛情を一身に受けて幸せに暮らしている愛犬とて、意外とストレスは多いものです。

    たとえば運動不足や留守番が続いていたりしませんか?

    また、音に敏感な愛犬だと、雷の音や救急車のサイレンの音、近場で花火大会があれば花火のドーン!という音が怖くて、ご飯どころではなくなってしまうこともあるでしょう。

    環境の変化に敏感で、旅行をして旅先の慣れない環境などがストレスとなって食欲が落ちてしまうコも、結構多いようですよ。

    ストレスの原因を見つけて解消してあげれば、食欲も戻りそうですね。

    加齢

    近年、犬も寿命が延びて長生きになりました。食べることが大好きな愛犬でも、加齢とともに代謝が落ちて、エネルギーを必要としなくなっていきます。

    歯が悪くなったり、消化機能が落ちてきたりもするため、自然と若い頃よりは食べなくなるでしょう。

    シニア期に差し掛かった愛犬には、フードをシニア用に切り替えたり、少しふやかしてあげるなどの工夫をしてみてくださいね。

    子犬

    歯が生え変わる時期の子犬は、ドライフードを嫌がることがあります。

    乳歯が抜けて、フードを上手く噛むことができなかったりするのが原因のひとつです。

    この時期に急にドライフードを食べなくなったときは、フードをふやかして柔らかくしてあげれば解決することが多いですよ。

    飽きた

    人間と同じく、愛犬も毎日ずっと同じご飯ばかりを食べていると「もう、このご飯は嫌だ~!」と飽きてしまうかもしれません。

    「そろそろ飽きたかな?」と感じたら、これを機に今までのものとは別のドライフードを開拓してみてはいかがでしょう?

    いきなり大袋で購入するのではなく、まずはペットショップや動物病院に置いてある無料の試供品などで、愛犬の喰い付きを試してみるのがおすすめです。

    好き嫌い

    愛犬の中には、フードを変えたら気に入らなくて食べなくなるコもいます。

    その場合、新しいフードのどこが気に入らないのか探ってみましょう。味が嫌?それとも香り?はたまたフードの形状が嫌・・・?

    原因がわかれば、思い切ってそのフードはやめて元のフードに戻すなり、新たに別のフードを開拓してみるなり、良い解決方法が見つかるに違いありません。

    より好み

    元気いっぱいで特に体調不良が見当たらない愛犬が、おやつは喜んで食べるのに、ドライフードは食べないという場合は要注意!

    おやつの美味しさを知ってしまった賢い愛犬が、ご飯を食べずにいればおやつをもらえると思ってしまっている可能性があります。

    そのようなより好みを放置していると、そのうち頑としてご飯を食べなくなってしまうかも!

    より好みは改善するようにしないと後々面倒なので、早いうちに対処するのが吉です。(やり方は後述)

    ドライフードを完食してもらうための4つの工夫

    可愛い愛犬には、毎日美味しくご飯を食べてもらいたいものですよね。

    しかし「どうにもこうにもドライフードを受け付けない」「食べたとしても絶対に残してしまう」なんていうオーナーさん泣かせの愛犬の話、お散歩井戸端会議では定番の話題です。

    そこでここからは、そんな愛犬にドライフードを完食してもらうための4つの工夫をお伝えしていきたいと思います。

    どれも簡単にできますから、ぜひ、お試しあれ!

    ドライフードをふやかしてあげる

    固いドライフードをカリカリ囓って食べることは、歯が発達していない子犬や、歯が抜け、消化機能も低下してきた老犬にとっては大変な作業です。

    子犬や老犬にご飯をあげるときは、フードに少量のお湯をかけてふやかしてあげるようにすると良いでしょう。食べやすくなるのでおすすめです。

    さらに、フードにお湯をかけてふやかすことによって美味しそうな香りがしてきますし、食感も変わってきます。

    毎日同じフードで飽きてきた愛犬(成犬)に気分転換させてあげたいときにもGood!

    食べなかったらご飯を下げる

    自分の好みでないご飯が出ると、匂いだけ嗅いでプイと知らんぷりしてしまう困ったちゃん。

    そんな愛犬には、ちょっと厳しくすることも必要です。

    ご飯を出してもより好みで食べない場合は、ご飯を出しておく時間を決めましょう。そして、時間になったら、たとえ一口も食べていなくてもサッサと下げてしまってOK。

    「すぐ食べないとご飯を下げられてしまう」と学習すれば、ご飯が出てきたらすぐに食べるようになるかもしれませんよ。

    逆に、絶対にやってはいけないのは、ご飯を食べないからといって代わりにおやつをあげてしまうこと。

    オーナーさんのその行動で、愛犬がよりご飯を食べなくなり、栄養バランスが崩れてしまいます。

    ご飯やおやつのあげ方は、一貫していることがとても大切です。

    なぜなら、依存症の研究では「毎回もらえるよりも、たまにもらえるほうが、より欲しくなってしまう」と実験で証明されているからです。

    たとえば、ペットの行動をコントロールしたいと思う場合がある。犬が食卓の食べ物を欲しがると考えてみてほしい。あなたは自制しようとするものの、しばしば与えてしまうだろう。あなたは、自分自身にいつもそうするわけではないと言い聞かせ、自分は上手くやっていると思うが、実際は、犬が欲しがらないようにすることをかえって難しくしているのである。

    溺れる脳 人はなぜ依存症になるのか』M・クーハー著、船田正彦監訳

    古来、犬は「食べられるときに食べる」という生き物ですから、1日くらい食べなくても平気です。

    愛犬の食べない理由がより好みによるものならば、ここはひとつ心を鬼にして、愛犬がフードを食べるまでは、何もあげずに根比べしてください。

    いくらハンストしていても、お腹がすけば必ず食べますから、オーナーさんも絶対負けない覚悟で頑張って!

    前のご飯に戻してみる

    フードに対する拘りが強く、「絶対に同じものしか食べない」という頑固な愛犬も、世の中には存在します。

    フードを変えたら愛犬が気に入らなくて食べなくなったという場合は、特に問題がなければ、元のお気に入りのフードに戻してあげれば解決です。

    ただし、中には病気でどうしても療法食に変えなければならないようなケースもあるでしょう。

    その場合は、今までのフードに新しいフードを少しずつ混ぜて慣らしていくなど、かかりつけの獣医さんと相談しながら進めることをおすすめします。

    トッピングを乗せてみる

    ドライフードだけでは飽きてしまった愛犬には、トッピングにひき肉やさつまいもなど、肉や野菜を乗せてみるのも一案です。

    「自分で調理するのはちょっと面倒・・・」というオーナーさんは、市販品を何種類か常備しておくとお手軽で便利ですよ。

    そこで次に、ぜひ常備しておきたい市販のおすすめトッピング4品をご紹介します!

    おすすめのトッピング

    毎日忙しいオーナーさんの強い味方、市販のトッピング素材。

    これがあれば、いつものドライフードにササッと混ぜるだけで、愛犬が大喜びで食べてくれるようになこと間違いなし!

    4品ご紹介しますので、気になるものがあったらぜひお試しくださいね。

    素材勝負のふりかけ

    完全無添加&国産の、粉末状のふりかけです。

    納豆、鹿肉、鮭、チーズ、ささみの5種類の味から選べるので、愛犬の好みや体調に合わせてトッピングすることができるのも嬉しいですね。

    与え方はフードにかけて混ぜるだけ。

    お水に入れてスープにすることも可能なので、愛犬の食欲がないときにも重宝します!

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    熊本直送犬用生馬肉パラパラミンチ

    愛犬の喰い付きがUPすると大好評の熊本産の生馬肉。

    2023.4.22現在、楽天市場商品レビューにてレビュー件数1004件、総合評価4.73ポイントを取得しています。

    熊本県内の契約農場から仕入れた馬肉を、その日のうちにパラパラミンチ状に加工・冷凍して直送してくれるため、活きた酵素を摂取することができる優れもの。

    ただ、お腹のデリケートな愛犬だと、最初は下痢をしてしまうことがあるかもしれません。

    その場合は、お腹が落ち着くまでの数日間は加熱(炒める・茹でる)してからトッピングしてあげましょう。

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    酵素パワー元気

    50種類以上の野菜・フルーツを発酵熟成させた栄養をパウダー状にしたものです。

    しかも、原材料のほとんどが安心安全の北海道産。保存料や添加物も一切使用していませんし、もちろん国内製造です。

    フードにかけて混ぜるだけで、お手軽に良質な酵素や栄養が摂れますよ!

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    ココグルメ

    最近、テレビCMでもおなじみのココグルメ。

    厳選した国産素材を使用し、AAFCOの定める総合栄養食の基準に準拠したフレッシュドッグフードです。

    本品だけで主食になりますが、ドライフードのトッピングとして使用する場合は、1食あたり5g程度を解凍してフードに混ぜ込んであげればOK。

    たったそれだけで愛犬の喰い付きが驚くほど変わりますよ!

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    トッピングにおすすめの手作りレシピ

    「せっかくだからトッピングも手作りもしてみたいけれど、手作りってハードルが高そう・・・」

    そんな手作り初心者のオーナーさんでも、簡単3ステップですぐにできる、手作りトッピングをご紹介します。

    ※ 本レシピは、体重3.5kg前後の小型犬を基準とした分量です。

    ポイント:トッピングだけど「混ぜる」!

    「トッピング」というと上に乗せるイメージですが、上に乗せるだけだと愛犬がトッピングの部分だけしか食べてくれないかもしれません。

    というワケで、手作りトッピングのポイントは、ズバリ「味と香りがドライフードに移るようにしっかり揉み込むように混ぜること」!

    SNSに写真を挙げるなら、まずフードの上にトッピング素材を乗せてオシャレげな写真を撮り、それから豪快に混ぜちゃってくださいね(^o^)

    ステップ1:茹でササミのトッピング

    ドライフードだけでは残してしまう場合、とりあえず愛犬が大好きな茹でササミからトライしてみましょう。

    ササミは低カロリー・高タンパクで、ダイエット中の愛犬にもおすすめです。多めに作って小分け冷凍しておけば、いつでもすぐに使えて便利ですよ。

    材料

    • 鶏のササミ:4~5本(1食分:2~3g)

    下準備

    1. 鶏のササミを3~5分ほど茹でる
    2. 1の茹でササミを1本につき5等分にカット
    3. 粗熱が取れたら保存容器または保存袋に入れて冷凍保存し、すぐ使う分は冷蔵庫に移して自然解凍しておく

      1食分の使い方

      1. 解凍しておいたササミを2~3g、裂きほぐしてドライフードに混ぜ込む

      ステップ2:ステップ1に野菜を追加してみよう

      「ササミを混ぜたら、あれほど食べなかったドライフードを完食してくれた!だったら、もう少し素材を追加してみたい」

      そんなオーナーさんにおすすめなのが野菜の追加です。以下の緑黄色野菜を、ステップ1に追加してみてください。

      緑黄色野菜は、ビタミン・ミネラルが豊富で、愛犬の健康維持にはもってこいの食材です。

      材料

      • ステップ1のササミ
      • にんじん:1/2本(1食分:適量)
      • 小松菜:3株(1食分:適量)
      • ブロッコリー:5房(1食分:適量)
      • カボチャ:皮とワタを取って40g程度(1食分:1cm角のもの1個)

      下準備

      1. カボチャは皮とワタを取って1cm角、それ以外の野菜はできるだけ小さなみじん切りにする
      2. それぞれの野菜を、指で潰せるくらいの柔らかさになるまで茹でる
      3. 粗熱が取れたら、それぞれ保存容器または保存袋に入れて冷凍保存しておく(カボチャ以外はまとめてしまってもOK)

      1食分の使い方

      1. 冷凍していた野菜を取り出し、ステップ1のササミ+野菜各種で10g程度になるように調整する
      2. 1に小さじ1のお湯をかけて解凍する
      3. ドライフードを通常量より5g程度減らし、そこに2を混ぜ込む

      ステップ3:ゴージャス全部乗せ+α

      愛犬が大好きなササミに、栄養満点の緑黄色野菜。

      トッピング入りのドライフードに目を輝かせて毎日ゴキゲンに完食してくれる愛犬を見ていたら、あなたはきっと「もっといろいろ入れてみたい」と思うはずです。

      そこでこの際、ステップ1と2の材料にもう少しプラスして、さらに愛犬歓喜のゴージャスご飯にしてしまいましょう!

      栄養満点で美味しくカラフル。SNSに映えることも間違いなしですよ♡

      材料

      • ステップ1とステップ2の材料全部
      • サーモン:3~4切れ(1食分:1cm角のもの1個)
      • 納豆:1食につき5粒
      • ゆでたまご:1個(1食分:1/5個分)
      • 冷凍ブルーベリー:1食につき1個
      • イチゴまたはプチトマト:1食につき1/2個

      下準備

      1. ステップ1とステップ2の材料を用意
      2. サーモンを3~5分程茹で、1cm角にカットする(皮は剥がしてもOK。使わない分は冷凍保存)
      3. たまごを固茹でにし、細かいみじん切りにする
      4. 冷凍ブルーベリーとイチゴ/プチトマトは粗みじんにカットする

      1食分の使い方

      1.すべての材料を全部で20g程度になるように少しずつチョイスし、通常量より15g減らしたドライフードに彩り豊かに盛りつける

      手作り素材を食べ始めると、最初はお腹が緩くなりがちですが、1週間ほどすると良い(大きい!)ウンチが出るようになってきます。

      様子を見ながら、少しずつ素材を増やしていきましょう。

      まとめ

      愛犬がドライフードを食べないときの4つの工夫をご紹介しました。

      特にトッピングを加えると愛犬にとっても嬉しい味や食感の変化になるので、喜んで食べてくれると思います♪

      ところで、愛犬が手作りトッピングを喜んで食べるようになると、嬉しい反面「これだともうドライフードだけでは食べてくれなくなるのでは?それはちょっと困るなぁ」なんて思いが心をよぎるオーナーさんもいらっしゃいますよね。

      ですが、人間でも、お母さんの美味しい手料理を毎日食べて育った子が、親の心子知らずでファストフードやスナック菓子が大好きなことは珍しくありません。

      それはどうやら愛犬も同じらしい・・・

      手作りの味にすっかり慣れた頃に、試しにドライフードだけで出してみると、意外とそれでもすんなり完食してくれるコが多いですよ(私調べ)。

      ですから、気楽に緩~く、愛犬と一緒にトッピング生活を楽しんでくださいね!

      ちなみに、もし、手作りトッピングを通して愛犬の手作りご飯に興味が湧いたら、次はぜひオール手作りのご飯にもトライしてみませんか?

      毛並みの美しさや美肌自慢を目指すなら、次のようなレシピがおすすめです。

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