子犬との出会いは、第一印象がとても大切です。また、チワワの平均寿命は年々伸びており、最近では10年から長ければ15年近く生きる個体も珍しくありません。
家族に一員として迎える以上、自分が飼いたい、一緒に過ごしたいと思えるチワワと巡り会いたいですよね。この記事は、初めてチワワを飼う方に向けて、チェックすべきポイントをまとめていますので最後までお読みいただけたら嬉しいです♪
可愛い子犬を厳しい目でチェックしよう
通常ペットショップに並ぶ子は、生後60~70日と言うのが一般的です。
稀に生後45~50日程度の子犬を店頭で見ることもありますが、子犬が犬としての自覚を持ち、体格や性格の形成をするためには、少なくとも60日くらいの期間を落ち着いた環境で過ごした方が良いと言われています。
親元を早く離れた子は、犬としての自覚に欠け、半人間的で中途半端な性格になる恐れがあり、体の免疫力も十分に備わっていない場合もあります。特に体が小さいチワワは、生後60日経たない子は本当に小さいため、可愛さだけでなく少し心配になることもあります。
ですので、チワワの子犬を入手する際には生後60日以上である子犬を選ぶことが理想です。
元気なチワワの子犬を選ぶためのチェックポイント
世界最小犬種であるチワワの子犬は、驚くほどの小ささです。しかし、小さいなりに溌剌と健康的な子犬は、よく見るとすぐに見分けが付きます。
下記のチェックリストを参考にして元気なチワワの子犬を選んでくださいね♪
元気なチワワの子犬はここを見る!
A | 目 | 目ヤニや涙が異常に出ていないか。瞳が充血してたり、膜が張ったように濁っていないか。イキイキとした輝きがあるか。 |
B | 鼻 | 程度に湿り、艶があるか。 ※眠っている時には乾いているこもあります |
C | 耳 | 目立った汚れや傷がなく、内側は渋いピンク色であるか。嫌な臭いがしないか。声や音にキチンと反応しているか。 ※生後60~90日ほどの子は、耳が寝ている場合もありますが、成長に伴い立ってきます |
D | 口 | 歯茎は綺麗なピンク色、嫌な口臭はないか。下の歯が上の歯よりも極端に出ているなど、噛み合わせの異常がないか。 ※噛み合わせの異常は極端でなければ特に心配はありません |
E | 被毛 | ベタついたり、汚れたりしていないか。皮膚に湿疹や傷がないか。極端にフケっぽくないか。 |
F | 尻尾 | 呼びかけや音に対して、元気良く振って反応するか。 |
G | 肛門 | キュッと引き締まりが良く、周囲が汚れていないか。 |
H | 四肢 | 骨格がしっかりしているか。ヨロヨロと不安定な動きをしていないか。極端なO脚、X脚ではないか。 ※幼犬は体に対して頭が大きく、やや転びやすいこともあります |
チワワの子犬選び Q&A
Q.人懐っこい子の方が飼いやすいですか?
A.チワワは、好奇心が旺盛な犬種です。実際に飼う場合も、人に対する反応が良く、人懐っこい方が飼いやすい考えて間違いないでしょう。
声を掛けると近づいてきて、差し出した手にじゃれつくような子犬がおすすめです。
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Q.色素が濃い子と薄い子がいますが、どちらがおすすめですか?
A.日本では、クリームやホワイトなどの薄い毛色のチワワが人気ですが、例え毛色が薄くても、皮膚の色素が濃い子を選ぶことをおすすめします。
色素の薄い子犬は、鼻の色が赤っぽく見えたり、目の縁や口の周囲がクッキリした印象に欠け、滲んだような肌に色になっています。また、一般的に色素の薄い子は、体力も弱いと言われています。
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Q.初めてチワワを飼うならオス、メスどちらがおすすめですか?
A.初めて飼うならメスの方が飼いやすいと言われています。オスは縄張り意識、リーダーになろうとする強い気持ちがメスよりも顕著なため、吠える、威嚇する、噛むといった行動に出やすい可能性があります。
一方、チワワは利口で忍耐強い性格のため、正しい方法でしっかりしつければオスでも問題行動は解決できます。じっくり探して素敵なチワワに出会いたいですね。
チワワの子犬の選び方をしっかり学び、運命の出会いを探しにいきましょう
健康な子犬を選ぶには身体の部位ごとに確認する必要があります。また、好みのチワワと出会いたいならば、色々なペットショップを回ったり、ブリーダーさんを訪ねたりなど自ら足を運ぶことが大切です。
また、ルックス、身体の小ささだけで子犬を選ぶのではなく、人懐っこさや愛嬌なども必ずチェックしてくださいね。