体の小さなチワワは、シャンプーも楽々♪ 抜け毛対策のためにも、2週間に1回程度は定期的にシャンプーしてあげましょう。
ただし、シャンプーのし過ぎは要注意! 皮膚の皮脂をとりすぎてしまい、乾燥してフケの原因にもなりますので注意しましょう。
毎日の汚れが気になる部分は、拭きとってあげるか部分洗いで十分です。
ここでは、可愛い愛犬のための上手なシャンプーの仕方をご紹介♪
チワワのためのシャンプー手順
はじめてのチワワのシャンプーはドキドキ。でも、しっかり手順を覚えて臨めば難しいことはありません。
愛情たっぷりに話しかけてあげながら、丁寧に洗ってあげてください。
1.シャンプー前の準備
ワンちゃんの負担をなるべく少なくスムーズにシャンプーが進められるように、事前に道具を用意します。
・ペット用シャンプー、リンス
・タオル(吸水タオルもあると便利)
・ドライヤー
・スリッカーブラシ など
また、忘れてならないのがお部屋や浴室の温度管理です。
温度調節の苦手なチワワのために、お部屋間の温度差をなくして適温を保ちましょう。
2.ブラッシング
毛玉やホコリを取り除くために、まずはシャンプー前にブラッシングをします。
被毛が濡れてからでは、毛玉などが取れにくくなってしまうので念入りに。
シャンプー前の丁寧なブラッシングは、上手に洗うための重要なポイントですのでお忘れなく。
3.肛門絞り
肛門腺に分泌物が溜まりやすいチワワは、シャンプー前に絞ってあげることをお勧めします。ご自身で難しいようでしたら、動物病院やトリミングサロンで定期的に。
4.お湯で濡らす
38℃程度のぬるま湯で、お尻の方から、静かにゆっくりとシャワーをかけて全身をまんべんなく濡らします。
「シャワーかけるよ~♪」という感じで話しかけてあげると安心しますよ。
この時、チワワは目が大きいのでシャワーが目にかからないように気を付けて。
5.泡シャンプーで洗う
洗面器にシャンプーとお湯を入れてよく泡立てた「泡シャンプー」で、体全体を洗っていきます。
頭、頬、耳回りも最後に洗いますが、目と耳にシャンプーが入らないよう目を閉じさせてゆっくりと。
6.すすぎ
頭から順にシャンプーをしっかりと洗い流していきます。すすぎが甘いと皮膚を傷めてしまう恐れもあるので念入りに。
忘れがちな脇の下や足の指の間も、すすぎ残しがないように、しっかりと流してくださいね。
7.リンス
リンスもお湯で薄めてから、体全体にかけて馴染ませます。その後リンスもしっかりと洗い流してください。
8.ドライヤーで乾かす
吸水タオルやバスタオルで体を覆い、水気をしっかりと取ります。ワンちゃんお得意のブルブルをしてくれると水分が良く飛びます。
十分に水気を拭ききったら、ハンドドライヤーとスリッカーを使ってよく乾かします。
仕上げにスリッカーブラシ、コームの順にブラッシングしてあげると、プロ並みのふわふわに仕上げることができますよ!
チワワのシャンプー注意点
×シャンプーはよく泡立てて!
原液を肌に直接つけて洗わないようにしてね。
×爪を立てて洗わない!
指の腹を使って、やさしく洗ってね。
×大きな目に気を付けて!
指の腹を使って、やさしく洗ってね。
目にシャンプーが入って角膜炎をおこす例もあります。顔周りを洗うときは目を閉じさせてゆっくりと。
×すすぎ残しはダメ!
シャンプーが残っていると、皮膚にダメージが。すすぎ残しがないよう、よーくすすいでね。
×よく乾かして!
生乾きは、毛を傷めたり、臭いの元になったり、皮膚トラブルの原因にも。脇や顔もよく乾かしてね。もちろん、毛足の短いスムースコートチワワもドライヤーで乾かしてくださいね。自然乾燥はNGです。
ふわふわ洗い立てのチワワは可愛すぎ!
シャンプーしたてのチワワは、毛並みも柔らかくふわふわ。でも、シャンプーのし過ぎはNG。決して洗いすぎないよう、頻度は抑えるようにしてください。
飼い主さんの愛のあるシャンプーで可愛い愛犬をより可愛く、スキンシップで絆を深めてくださいね。