湿度が高い時期に気になる、愛犬の臭いと汚れ。
原因となる細菌の繁殖を防いで、ジメジメシーズンを乗り越えましょう。
今日からできるボディケアと雨の日のお散歩後におススメなケアを紹介します。
あわせて、湿度が高い時期に気をつけたい愛犬の健康管理について解説しました♪
湿度が高いと愛犬が臭うのはなぜ?
愛犬をケアする前に、臭いの原因について知っておきましょう。
細菌の繁殖が原因
愛犬の臭いの原因は細菌の繁殖です。湿度が高くなると、皮脂をエサにする菌が繁殖しやすくなります。
そのため、いつもより臭いが強く感じることも多いでしょう。
飼い主さんは慣れて気にならなくても、お客様や犬が苦手な人にとっては不快な場合も。高温多湿の時期は、愛犬の臭いに注意しましょう!
正しいケアで臭いは減らせる
愛犬の臭い対策はシャンプーがいちばんです。皮脂の汚れを落とせば、細菌の繁殖も防げます。
根元までしっかり乾かさないと効果がないので注意しましょう。
ボディケアだけでなく、愛犬の過ごす部屋や玄関の消臭もおススメです。重曹やアロマを使えばインテリアを邪魔しません。
湿度から愛犬の健康を守ろう
湿度が高いときは愛犬の健康管理が大切です。
梅雨や多湿の時期に注意したい3つのダメージを紹介します。
ダメージ1:食中毒
食べ物が傷みやすいので、食中毒に注意してください。
残ったごはんを放置しておくと細菌が繁殖してしまいます。食事のあとはすぐに片づけて、お皿もきれいに洗ってあげましょう。
ダメージ2:耳の疾患
湿度が上がると耳の疾患が増えます。外耳炎などのトラブルに気をつけましょう。
トイプードルのように耳が垂れている犬は、とくに注意が必要です。
ダメージ3:皮膚のトラブル
湿度が高い時期は皮膚のトラブルが多くなります。
ノミやダニが原因のアレルギー性皮膚炎や、赤みやフケを伴うマラセチア皮膚炎は要注意です。
湿度が高い時期こそボディケア
さまざまなトラブルを防ぐためにも、湿度が高い時期こそボディケアをしてあげましょう。
毎日欠かさずブラッシング
湿度対策として手軽にできるのが、毎日のブラッシングです。毛並みを整えるだけでなく、抜け毛や絡まりの予防になります。
ブラッシングは皮膚も刺激するので、プチエステ気分が味わえるかもしれません。
シャンプーはプロにお任せ
湿度が高い時期は、愛犬のシャンプーはプロにお任せしましょう。
サロンや動物病院では、皮膚や毛並みの状態に合わせたシャンプーで洗ってもらえます。
耳掃除や爪切りもお願いすれば、全身をきれいにできるのでおススメです。
トリミングで通気性をアップ
被毛を短くスッキリさせるサマーカットは、湿度が高い時期にもおススメです。
被毛が短くなると愛犬も涼しく過ごせるでしょう。毛玉ができにくくなるので、飼い主さんのお手入れもラクになります。
ただし、短くしすぎないように気をつけてくださいね。
ベッドと洋服も忘れずにケア
ボディケアだけでなく、ベッドや洋服のケアも湿度対策には欠かせません。
お天気がいい日は洗濯して、お日様の光で乾かしましょう。換気もおこなえば、気持ちいい部屋で愛犬との時間が過ごせます。
雨の日のお散歩はアフターケアを忘れずに
愛犬によっては、雨の日もお散歩が必要でしょう。アフターケアをしっかりすれば、臭いや汚れを防げます。
濡れた足元のケア
足元が濡れてしまったら、ウエットシートで汚れを拭いてあげます。
その後、乾いたタオルでやさしく拭いてあげましょう。レインコートと一緒にドッグシューズを履かせるのもおススメです。
全身が濡れたときのケア
お散歩中に全身濡れてしまったら、乾いたタオルで拭いてあげます。
ほどよく乾いたら、ドライヤーの風で根元から乾かしてあげましょう。人間の髪の毛と同じで、被毛を濡れたままにしておくのはNGです。
泥で汚れたときのケア
足やおなかに泥汚れがついてしまうこともあります。泥汚れは落ちにくいので、シャワーで洗い流してあげましょう。
きれいになったら、タオルとドライヤーで乾かすのを忘れずに!
雨の日のお散歩後にしたいケア
雨の日のお散歩から帰ってきたらブラッシングしてあげましょう。
湿気で絡まった毛がほどけて、被毛についた汚れも落ちてサッパリします。汚れがついていないかもチェックしてくださいね。
まとめ
愛犬の臭いや汚れが気になるのは、被毛の中で細菌が繁殖しているからです。
湿度が高い時期は、ボディケアで皮膚を清潔にしましょう。シャンプーやトリミングはプロにお任せするのがおススメです。
全身をケアしてもらったら、毎日のブラッシングを習慣にしましょう。
飼い主さんのサポートがあれば湿度に負けずに、愛犬の「かわいい♡」をキープできます。