愛犬のために知っておきたいペット保険について

チワワは意外と怪我や病気の多い犬種であることをご存じでしょうか?チワワと暮らすうえで、飼い主さんが最初にしてあげられる思いやりは「ペット保険に加入する」ことではないでしょうか。

今回は、チワワの暮らしにおいてペット保険は本当に必要かどうか?を検証していきます。

目次

ペット保険に加入している?

最近では、お迎えをする際に、ブリーダーさんの方でペット保険を準備しているパターンが増えてきました。大手のペットショップでも、保険の紹介をするほど、昔に比べてペット保険は意外に身近な存在になりつつあります。

飼い主さんとしては加入するか?しないか?まずはここを選択する必要がありますね。勿論、飼い主さんに選ぶ選択肢はあります。簡単に資料請求ができるので、まずはどんな内容の保険なのかを知ることから始めてみると良いでしょう。

個人的な話になりますが、今私が加入しているペット保険会社さんに聞いてみましたら「基本、チワワはペット保険に加入をしている割合が多い」ということです。

体が小さいので怪我に備えたペット保険を検討される方も意外に大勢いるようです。

ペット保険をどう選ぶ?

既にペット保険に入られている方はどういった基準で選ばれましたか?

〇補償の種類
〇補償の割合
〇支払い限度額
〇支払い回数

これらは保険会社によってさまざまです。自分の家にいるチワワにとって何がどれだけ必要なのか?をじっくりと考えて選ぶ必要があります。人間の保険同様、保険会社によっては加入時の年齢制限を設けていますのでそのあたりもしっかり確認する必要があります。

ペット保険のメインを決める

飼い主さんとしてチワワに対してどの程度の補償を望んでいるのか?まずはこの部分を明確にすると、ある程度、保険会社が絞れてきます。

〇通院保障・・病気やケガで通院をした時に所定の保険金を給付するもの
〇入院保障・・入院時に所定の保険金が給付されるもの

どちらか一方だけの保険もありますが、チワワの場合には総合的に保証を受けられるペット保険が安心です。もちろん、気になる保険料との相談も大切です。多くのペット保険には「通院回数」「手術回数」が決められているものがあります。

これらをどの程度、見越して考えるのかは飼い主さん次第となります。転ばぬ先のつえとして、しっかりとした補償が付いているペット保険に加入する方が安心だと感じたときには迷わず、そのような保険を選んでください。

意外と見落とす「補償の割合」について

ペット保険には、会社ごとの「補償割合」が定められています。動物病院での診療に対して何パーセントが補償されるのか?が重要ポイントです。基本的に獣医療は自由診療です。動物病院によっては同じ治療でも金額が違うのは当たり前です。

いずれの場合においても、怪我や病気にかかったときには一度の請求が高額になる場合もあるのです。そのようなアクシデントに備える意味でも回数制限を踏まえて100%の保障を選ぶ飼い主さんもいます。

回数制限があるのは心配、と思う私の場合には70%~90%という補償額のペット保険に加入をしています。1年を通じ満遍なく利用をするタイプの子と、ほとんどお世話にならない子もいますが、飼い主として、最低限の思いやりだと考えて加入を決めました。

ライフステージによって違う病気や怪我

ペット保険はいつ加入をすれば良いのかな?と考えてしまいますよね。犬種的に考えてもチワワの場合には、子犬時代に体調を崩しやすいタイプの子もいれば、やんちゃになった2,3歳の頃に怪我をするパターンも多いように感じます。

〇子犬の時期は大きな病気になる確率は低い
〇幼年期は怪我が多くなる傾向も強い
〇シニア期に備えた保険加入

色々な考え方がありますが、大きな病気にかかった後にペット保険に加入をするのは困難なことです。結論としては病気にかかる前に月額数千円という保険料を支払って万が一のために備えておこうという気持ちが優先されるのが現実ではないでしょうか。

補償限度額か補償限度日数で迷う

ペット保険には「補償限度額」が定められています。まずは加入検討中のペット保険の補償額は総額がいくらに設定されているのか?を知ることから始めてください。

〇1年間の支払保険金の合計金額を補償限度額と決めている商品
〇通院、入院、手術それぞれに細かな設定がある商品

いずれも保険会社によって考え方はそれぞれに違います。具体的な補償例と年間支払い額は次の通りです

①通院は1日あたり10,000円・年間20日まで→年間支払額20万円
②入院は1回の入院にあたり20,000円・月間30日まで→年間支払額60万円
③手術は1手術当たり10万円・年間2回まで→合計支払額20万円

このようにペット保険によっては補償内容が大きく変わりますが、最近は動物医療も進化を遂げています。心疾患の手術では200万円程度の経費がかかりますし、椎間板ヘルニアでも50万円程度、気管虚脱でも60万円程度と(アニコム調べ)という高額な治療費がかかるのです。

動物医療を受けるときには自己負担額が大きい

例えば何か動物医療を受ける際に一旦は窓口請求を受ける必要があります。つまり、後から保険会社に請求ができたとしても、立替が必要ということです。人間の暮らしの中でも不測の出費に見舞われる場合もあります。

例え一時的に動物病院に支払う金額が大きくても、補償を受ける安心感があるからこそ月々の保険料を支払っても良いと思えるものです。そこに、本当にペット保険の意味があると考えます。

窓口請求が後日請求か?

動物病院によっては窓口清算でペット保険対応をするところも増えてきました。配布されるペット専用の保険証を提示すると窓口清算が終了する保険もかなり魅力的です。この場合にはその日にかかった医療費の自己負担額のみを払うだけで完了です。

但し年間の利用回数が定められているので利用方法は、よく考えて使うことがポイントです。

ペット保険選びは慎重に!

チワワとの暮らしの中にはペット保険の需要も高まりつつあります。より良いチワワライフを送るためにも動物医療は不可欠な場面も増えてきます。そのためにも飼い主さんの意向に沿うペット保険を選ぶことが大切な選択です。

まずはカスタマーサービスに電話をして、疑問点を投げかけて自分なりにどの保険会社が合うのかを見極めることから始めてみてはいかがでしょうか。

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