チワワは、その容姿から人に愛される犬種と言っても過言ではありません。
愛犬を見るたびに「今日もかわいいな～」「いつ見ても愛くるしい子だな～」なんて思うオーナーさんも多いことでしょう。
確かに、ちワワは人と一緒にいることが大好きで、オーナーさんといる時のその愛くるしい行動はチワワ好きにはたまりませんよね。チワワが「愛玩犬」と呼ばれるのも納得です。
一方、チワワはその甘えん坊で寂しがり屋、遊び好きな性格、持って生まれた賢さからストレスを感じやすい犬種とも言われています。愛犬がストレスを抱えてしまうことはオーナーさんとって悲しいこと。
この記事では、チワワと暮らすために考えておきたい「ストレス」について改めて記事にしました。私の周りにいるチワワオーナーさんから寄せられた情報も載せます。同じチワワオーナーさんとしてとても身近に感じられるはずです。
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チワワならではのストレスとは
1.5㎏前後の小柄な子もいるチワワは、体が小さいことはもちろん、立ち耳で音にとても敏感です。そのため、自分が不快な音に対し、強いストレスを感じる子もいます。
耳が遠くなってくるシニア期になると嫌いだった雷や花火の音が聞こえづらいくなり、愛犬のストレスが軽減されたなんていうオーナーさんもいるほどです。
また、超小型な体型で散歩をしていると目に入るものがすべて大きく見えるため、他犬種に比べて刺激を受けやすい日常を送っています。
実は飼い主さんがストレスを与えているケースも…
犬は共感能力が高い生き物といわれており、人間が感じる怒りや悲しみ、不安を感じ取ります。
そのため、家族が喧嘩で大きな声で怒鳴る、ご主人様に叱られるそんな時は極度のストレスを感じていることもあります。さらに、犬よっては、寝ている時に撫でられること、ご飯を食べている最中にのぞき込まれることを嫌がる子もいます。
人とチワワ。全く違う生き物が一つ屋根の下で暮らしているわけですから、我が子に何かしらのストレスがかかることは仕方がありません。大事なのは、オーナーさんが愛犬のストレス症状に早めに気づき、生活や関わり方を変えるよう努力することです。
チワワオーナーさんに聞く。愛犬のストレス
先日、こちらの記事に載せたいと思い、私の知人であるチワワオーナーさん数名に愛犬がストレスを感じていそうな時やその際の対処法について聞いてみました。
実は、オーナーのみなさん、愛犬が嫌がる音や環境などを非常に理解していました。次の項目で2つのエピソードをいくつか紹介させていただきます。
【エピソード①】自分の居場所が定まらないとストレスに…。
1人目は、3歳の男の子のチワワを飼われているオーナー様。なんでも、敷物が好きだそうで、自分の好きなカーペットや布団があるそうです。
以前、部屋の大掃除ですっきりさせようとお気に入りのカーペットを外したらご飯を食べなくなってしまったそうです。それ以来、春夏秋冬同じカーペットを敷き、部屋の隅を愛犬のスペースを決め、お気に入りの座布団を置いているそうです。
【エピソード②】フリフリの洋服が大嫌い！
2人目のオーナーさんは、4歳になる女の子を暮らしています。女の子ということもあって、ガーリーでフリフリな洋服を着させてあげたい！と洋服を購入したのですが…。
いざ、洋服を着させる時に抵抗し、時には噛むこともあるそうです。着慣れてないというこもあるかもしれませんが、何度かチャレンジしては断念。
でも、不思議とユニクロ風のシンプルな洋服は抵抗せず着てくれるそう。やはり、ワンちゃんにも好みがあるんですね。
愛犬のストレスサインを見逃さないようにしましょう
人間同様、犬にもストレスがあります。今、ストレスを感じずに過ごしている子も思いもよらぬ環境変化で苦手なこと、ものが出てくる可能性があります。
ワンちゃんにもよりますが、チワワはストレスを感じやすい犬種です。シッポを下げて逃げ回る、様子を伺いながら震える、人間から距離を取りたがるなどの行動はストレスサイン。「ママ～、怖いよ～。助けて～」と訴えていることと同じです。
このようなサインが続くようであれば、早めに専門家に相談してケアをしてあげてくださいね。
