チワワの寿命ってどのくらいなの?

かわいいチワワには、ずっと健康で長生きしてもらって、できるだけ長く一緒にいたいものですよね。

ここでは、チワワの平均寿命と、どんなことに気を付ければチワワに長生きしてもらえるのかを考えていきましょう。

目次

チワワの寿命は?

犬の寿命は犬種により異なりますが、小型犬ほど寿命は長いといわれています。チワワの寿命は12~16歳。ただし、20歳近くまで長生きするチワワも多くいます。小さくてか弱そうに見えるチワワですが、比較的長寿な犬種なのです。

<チワワの年齢推移>
・~6か月・・・・・子犬期
・6か月~1歳・・・ジュニア期
・1歳~6歳・・・・成犬期
・6~10歳・・・・・成熟期
・10~13歳・・・・シニア期
・13歳~・・・・・老年期

10歳で人間でいう60歳。老化がはじまることになります。

長生きの秘訣は?

限られた命ではあるけれど、ウチの子にはできるだけ長生きしてもらいたいものですよね。では、どうしたらチワワは長生きできるのでしょう。ここでは、長生きの秘訣を3つのポイントにまとめました。

1.食事の管理

チワワの健康も人間と一緒。食は”命”。ドライフードやパウチや缶詰のウエットフード、色々なおやつなど、ドッグフードにもさまざまありますが、チワワが長生きするためにまず重要なのが、太らせないこと。

寿命は体重管理と密接な関係があるといわれています。肥満は心臓病や糖尿病、腎臓病、肝臓病、関節炎・ヘルニアなどさまざまな病気の原因となります。運動量が総じて少ないチワワはすぐに肥満につながるため、太らせないための食事管理は大切なのです。

チワワの平均体重は1~3kgと言われていますが、大きな個体では5㎏を超えていても肥満でない場合もあるなど、個体差があるため体重は指標にはなりません。体重よりも体形で判断することが大切です。肥満度は、BCS(ボディコンディションスコア)という指標を参考にするとよいでしょう。

BCSとは、犬の痩せ具合もしくは太り具合を判断するための指標です。犬の見た目や触った感触で、脂肪の付き具合をスコアで算出して、体型を5段階で評価します。

・真上から見て、ウエストラインにくびれがあるか
・真横から見て、前足から後ろ足にかけて吊り上がっているか
・触って肋骨がどのくらい浮き出ているか

以上を指標にして個々のチワワの変化を観察して体重管理することが大切です。いつの間にか太ってしまった!ということが無いよう、定期的に犬の真上からと真横からの写真を撮影しておくと管理しやすいです。

2.歯の健康を保つ

歯周病や歯肉炎などお口のトラブルは、犬の健康に直結します。歯周病が進行すると食事がうまく取れずに体力の低下を招いたり、歯肉から細菌やウイルスに感染することも。歯周病の原因は、歯垢とその歯垢の中の細菌です。歯垢を防ぐには、毎日の歯磨きが重要。小さなころから歯磨きを習慣づけるようにしましょう。
どうしても、歯磨きをさせてくれない場合は、デンタルケア用のガムやスプレーで代用も可能です。

3.ストレスを溜めさせない

人間と同じように、生活環境にストレスがあると、チワワの寿命が短くなってしまう可能性があります。室内飼いがほとんどのチワワですが、毎日同じ狭い空間にいるだけではストレスが溜まってしまうもの。「体が小さいから運動量は室内でも十分」とか「うちの子歩くの好きじゃないし」などと思わずに、外の世界の刺激に触れさせてあげてください。

散歩が必要といっても、そこは世界最小の犬種チワワ。運動のための散歩ではなく、ストレス解消の散歩であることを忘れずに、走らせすぎ・歩かせすぎには注意するようにしましょう。理想は1日2回。
1回の散歩で10~20分程度で十分。理想は1日2回は

チワワの性格も個々それぞれ異なるため一概には言えませんが、チワワがストレスを溜めてしまう要因は他にもさまざまあります。

・留守番の時間が増えた
・子どもが構いすぎてしまう
・家族の喧嘩
・スキンシップが足りない
・ケージやベッドが変わった
・引っ越しで環境が変わった

思い当たる原因は、取り除けるものはできるだけ取り除くようにしてあげて、チワワちゃんに長生きしてもらいましょう!

後悔しないために

やがて訪れるお別れの時は、ペットを飼うということの定めです。その時に後悔することのないよう、チワワちゃんが毎日健やかに暮らせるようする努力は惜しみなくしていきたいものですね。長生きしてもらうために、子犬の頃から老後までしっかり食事管理と生活管理をしていきましょう。

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