小さな体にウルウルとした大きな瞳、ピンと立った耳が愛らしい「チワワ」。人によく慣れ、ペットとしてもとても密接な関係を築くことができる犬種です。
そんなチワワの性格を一言で言うならば、溌剌(はつらつ)としていて献身的、元気いっぱいで好奇心が旺盛。また、小さい体からは想像できないほど 勇敢な一面を持ち併せているのもチワワの特徴と言えます。
この記事では、チワワの男の子と女の子の性格の違いや特徴、チワワと上手に暮らすための方法などを紹介していきます。これからチワワを飼ってみようと言う方、既にチワワを飼っている飼い主さんも楽しく読んでいただけたら嬉しいです♪
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飼い主に忠実で愛情深い
チワワは、忠誠心が強く、飼い主の要求に一生懸命応えようとする賢いワンちゃんです。愛情深く、小さな体で献身的に忠誠を尽くしてくれる姿は、犬好きにはとても愛おしく感じ、あなたの良きパートナーとなってくれるでしょう。
一方、そう言った可愛さが故に甘やかしすぎてしまう愛犬家も多く、過保護になりがちになってしまう場合もあります。
また、チワワは、警戒心が強く、初対面の人にはなかなか懐きにくいところがあるため、飼い主が自分以外の相手をしているとヤキモチを焼くことがあります。家族の中でも明確な主従関係をつけるチワワもいます。
勇敢で好奇心旺盛
チワワは、とても活発で勇敢な性格です。何に対しても友好的かつ積極的なため、たとえ相手が自分の数十倍はあろうかと言うような大型犬にでも怖気づかない勇敢な性格をしています。
こういったチワワの性格は、良い面でもありますが飼い主のしつけが行き届いていないチワワの場合、他の犬と上手にコミュニケーションがとれず、散歩中などにトラブルになることがあるので、注意が必要です。
可愛らしく甘え上手
チワワは、見た目の可愛いイメージ通り、甘え上手な一面があります。小さい体も相まって、いつまでも子犬のような愛らしさを感じさせます。
ただし、上記にもお伝えしましたが、いくら可愛いからと、過剰に甘やかし過ぎるのは禁物!子どものおもちゃのような扱いをしてると、攻撃的な性格になる可能性があるため飼い主として責任を持って接しましょう。
チワワは男の子と女の子で性格が違うの?
犬は性別により性格に違いがある場合があります。チワワに関しても、男の子と女の子でそれぞれ以下のような傾向があるといわれています。
ただし、性別よりも飼育環境やしつけ方、飼い主との関係性など、後天的な要因の方が性格形成への影響は大きいと言われているため、あくまでの男の子、女の子に多い特徴の一つとしてとらえておくと良いでしょう。
【男の子の性格】
・溌剌として、わんぱく
・攻撃性が高い場合が多い
・好奇心が強い
・縄張り意識が強い など
【女の子の性格】
・順位づけに対して気まぐれな面がある
・男の子に比べて落ち着いている
・大人しく、賢い など
因みに、チワワにはロングコートチワワとスムースコートチワワがいますが、この2つには特に性格の違いはないといわれています。
チワワは「性格が悪い」「凶暴」という噂は本当?
チワワはとても人気が高い犬種であるものの、残念ながら性格が悪い犬と言われてしまうことがあります。これからチワワを我が家に迎えてみようかな?と感がている愛犬家のみなさんには少し残念に聞こえますよね…。
こものように言われてしまうには、いくつかの理由が考えられますが、考えられる理由は警戒心が強く臆病な性格にあるようです。臆病な性格が故、恐怖を感じやすく、吠えたり噛みついたりと攻撃的になってしまうようです。
また、ついつい可愛いからといって何でも言うことを聞いてあげるとどんどんわがままなになっていってしまう子もいます。こうした要因が重なると、周りから「性格が悪い」「凶暴」「言うことを聞かない」犬と思われてしまいます。
しかし、こういったマイナス面はしつけ次第で変わります。愛犬のためにも、飼い主としてのリードしてあげてくださいね。
チワワの性格や特徴を理解し、家族として正しい接し方をしよう!
チワワは、飼い主への愛情や忠実心が強い犬種です。
その性格を生かすためには、可愛いからと甘やかし過ぎないことがポイントです。わがままが助長してしまうと、他のワンちゃんとのトラブルを招きかねません。散歩中や外出時にトラブルが頻発なんてこともないとは言えません。
飼い主は、愛犬にとってリーダーでいなければなりません。正しい可愛がり方を身に付け、家族としてリーダーとして、しつけをしてくださいね。